萩野公介の合宿取りやめ…平井コーチ「一息入れること必要」
16年リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダリストで、不振が続く萩野公介(24)=ブリヂストン=がスペインでの高地合宿参加を取りやめたことについて、指導する平井伯昌コーチ(55)が19日、スペイン出発前に成田空港で取材に応じた。「本人の中でも思い悩むところがあった。予定通りトレーニングをしたい気持ちと、迷っていた。自分を見つめ直したり、一息入れることが今は必要」と現状を説明した。
萩野は16日に原因不明の体調不良でコナミオープンの400メートル個人メドレー決勝を棄権。病院の検査で異常はなかった。7月の世界選手権(韓国・光州)代表選考会となる4月の日本選手権(辰巳)も予定通りエントリーする方向。自身と向き合いながら国内で調整し、復調を目指す。