元横綱稀勢の里の荒磯親方が初解説 無口イメージ裏腹に、しゃべりは立て板に水!

 大相撲の元横綱稀勢の里の荒磯親方(32)=田子ノ浦=が10日、東京・両国国技館で開催された日本大相撲トーナメント第43回大会の生中継にスペシャルゲストとして出演し、テレビ解説デビューを果たした。

 現役時代の無口なイメージはどこへやら。荒磯親方のしゃべりは発声がはっきりしている上に流れもスムーズ。内容も的確で分かりやすかった。本人は「緊張?全然ないですよ。立て板に水?いやいやかんでましたよ。自分では(出来栄えは)分からない。明日の新聞で酷評して下さい」と至って謙虚だったが、周囲の親方からは「本当に初めて?スラスラと話していてすごいね」と感心する声も聞こえた。

 この日のトーナメントでは弟弟子の高安が決勝戦で嘉風を寄り切って初優勝を果たした。「彼が勝ち進んでくれて良かった。解説しやすかった。この勢いで春場所優勝してほしいね」と締めくくった。

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