沙羅、好飛躍2位 男女通じ表彰台通算単独2位!

 「ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子・個人第13戦」(3日、ヒンツェンバッハ)

 高梨沙羅(22)=クラレ=は合計241・2点で2位となった。表彰台は今季6度目で通算93度目。1回目88メートルで3位につけ、2回目は89メートルで順位を一つ上げた。マーレン・ルンビ(ノルウェー)が90メートル、88・5メートルの250・8点で5連勝し、今季6勝目、通算19勝目を挙げた。

 高梨は1回目にヒルサイズまであと2メートルに迫った。試行錯誤を繰り返す助走で思うような滑りができたことが2度の好飛躍につながった。W杯の表彰台に立った回数は女子の最多記録を更新し、男女を通じても往年の名選手、マリシュ(ポーランド)を抜いて歴代単独2位に浮上。「男女のレベルの差はあるが、記録は残るのでトレーニングする上でのモチベーションになる」と笑った。

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