弟子が暴行の鳴戸親方「申し訳ない」事実関係言及せず…三段目力士が弟弟子に絞め技

 大相撲の鳴戸部屋の三段目力士が未成年の弟弟子に柔道の絞め技をかけるなど暴力を繰り返していた問題で、師匠の鳴戸親方(元大関琴欧洲)が1日、東京都墨田区の鳴戸部屋前で取材に応じ「ファンや後援会、日本相撲協会、親方衆に申し訳ない」と謝罪した。

 協会のコンプライアンス委員会(青沼隆之委員長=元名古屋高検検事長)が既に調査に乗り出しており、8日の臨時理事会で関係者の処分が決まる。鳴戸親方は「今は処分を待っている状態」と述べ、事実関係には言及しなかった。

 協会によると、20歳の三段目力士は昨年9月ごろから仕事の失敗の罰として弟弟子に絞め技をかけて失神させようとした。別の弟弟子に命じて失神させたこともあり、絞め技をかける行為は1月まで約10回に及んだ。

 三段目力士は暫定措置で初場所の出場を自粛。被害を受けた弟弟子は、今後も角界に残る意向を示しているという。

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