34歳で初Vの玉鷲、40歳超えても現役だ レジェンド旭天鵬超え目指す

 大相撲初場所で13勝を挙げて初優勝した関脇玉鷲(34)=片男波=が28日、都内の部屋で優勝一夜明け会見を行った。師匠の片男波親方(元関脇玉春日)から「息の長い力士に」と期待され、本人も「40歳を超えても」と意欲。レジェンド旭天鵬の持つ37歳8カ月の最高齢優勝、幕内最高齢40歳10カ月(ともに年6場所となった58年以降)超えを目指す。

 世代交代が押し寄せる中、高齢2位の34歳で優勝。「自分も若くならないと。同じくらいやる」と衰え知らず。若手にまだ負けないか?と問われると「もちろん」と即答した。

 初土俵から休場ゼロ。現役最多1151回の連続出場を誇る鉄人は早期のV2も視界に入れる。「緊張感が楽になる。1回味わったから。(2、3回と)もっとやりたい」と、ここからが全盛時だ。

 千秋楽の朝に次男が誕生するWのおめでた。賜杯の次にベイビーを抱くのは最高の幸せだ。「同じ重さかな」と笑みを浮かべ、妻子の待つ病院へ向かうため足早に部屋を後にした。

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