飯村一輝 猛省…1回戦完敗 序盤リードも逆転負け「準備不足だった」
「フェンシング・高円宮杯W杯」(26日、港区スポーツセンター)
男子フルーレ個人の決勝トーナメントが行われ、日本勢は2回戦までに敗退した。2017年世界選手権2位の西藤俊哉(法大)は前回覇者のエルワン・ルペシュー(フランス)に、鈴村健太(法大)はリオデジャネイロ五輪覇者ダニエレ・ガロッツォ(イタリア)に2回戦で敗れた。リチャード・クラス(英国)が優勝した。松山恭助(早大)、15歳の飯村一輝(京都・龍谷大平安中)、12年ロンドン五輪団体銀メダルの三宅諒(フェンシングステージ)らは1回戦で敗れた。27日は団体戦が行われる。
25日の予選を突破した15歳の中学3年生、飯村は1回戦で韓国選手に完敗した。序盤こそリードしたもののすぐに逆転され、突き放された。相手の同じ技でたびたび失点し「対応が間に合わなかった。思い通りにさせてもらえなかった。準備不足だった」と反省した。予選を突破した勢いは持続できなかったものの、初めてのシニアの国際大会で奮闘して自信も得た様子。「(調子の)波が激しいので少なくしたい」と課題を挙げた。