「卓球・全日本選手権」（１９日、丸善インテックアリーナ大阪）

　女子シングルス準々決勝で、初優勝を目指す森さくら（２２）＝日本生命＝が、加藤美優（１９）＝日本ペイント＝に４－２で勝利し、４強入りを決めた。準優勝した２０１４年以来５大会ぶりに最終日（準決勝）に残った。

　第１ゲームは１２－１０で奪うも、その後２ゲーム連続で相手に許す苦しい展開。そこから３ゲーム連取で巻き返した。「何回も加藤選手に逆転負けをしていたので自分のペースとは思えなかったけど、自分のできるプレーを最大にしたいと思っていた」と森。力強いガッツポーズで試合を締めくくり「メダルが欲しいっていうのと、最終日に残りたいって気持ちだった。勝ててよかった」と笑顔で振り返った。