錦織 全豪初戦から大苦戦 予選勝者23歳に2セット先取許す

男子シングルス1回戦でプレーする錦織圭=メルボルン(共同)
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 「テニス・全豪オープン」(15日、メルボルン)

 男子シングルス1回戦で第8シードの錦織圭(日清食品)が、世界176位のカミル・マイクシャク(ポーランド)と対戦。2セットを先取され、追い込まれた。

 予選を勝ち上がってきた23歳との初対戦。手探りの戦いを強いられるなか、第1セット第6ゲームにブレークを許し、主導権を奪われる展開に。勢いに乗った相手に攻め込まれ、そのまま3-6で第1セットを落とした。

 第2セット、錦織3-2で迎えた第6ゲーム。40-15とブレークチャンスを迎えたが、決めきれず。直後の第7ゲームではまたも先にブレークされ、厳しい展開となった。だが、4-5で迎えた第10ゲームで集中力を高め、ラブゲームでこの試合初ブレークに成功した。その後、互いにサービスをキープしてタイブレークに突入。ミニブレークを奪い合う激しい攻防となり、最後は錦織のショットがネットにかかり、6-8。このセットも落とした。

 今年の開幕戦「ATP250 ブリスベン」で2年11カ月ぶりにツアー優勝。今大会に弾みをつけたかに思われたが、初戦から苦しい戦いとなった。

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