【バルディフィエメ(イタリア)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は11日、イタリアのバルディフィエメで個人第12戦(ヒルサイズ=HS135メートル)の予選が行われ、6日までのジャンプ週間で4戦4勝の完全制覇による総合王者に輝いた小林陵侑は134・5メートルを飛び、146・5点の首位で12日の本戦に進んだ。
大躍進で知名度は一気に上がり、記念撮影を求めるファンも増えた。史上最多に並ぶW杯6連勝が懸かる本戦へ「いつもチャレンジャーとしてやっているので変わらない。ビッグジャンプをして見に来てくれる人に喜んでもらいたい」と意気込んだ。