「暗殺の恐れ」と英遠征を拒否 バスケNBAのトルコ選手

 【ニューヨーク共同】米プロバスケットボール、NBAのニックスに所属するトルコ人のカンターは17日にロンドンで行われるウィザーズ戦について「暗殺の恐れがある」として、遠征に同行しない考えを示した。AP通信が5日までに伝えた。チームは「ビザの関係」と説明した。

 カンターはトルコのエルドアン大統領に対して批判を繰り返し、2016年のクーデター未遂事件を画策したとされる聖職者を信奉している。4日の試合後「ロンドンには多くのスパイがいて、私を殺すことなど簡単だ」と語った。

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