全国高校駅伝・女子は神村学園が初優勝 2位は長野東、3位は仙台育英

 「全国高校駅伝・女子」(23日、西京極陸上競技場発着、5区間21・0975キロ)

 30回目と節目の大会となった女子は、神村学園(鹿児島)が最終5区(5キロ)で逆転し、1時間7分25秒で初優勝した。26秒差の2位に長野東(長野)。2連覇を狙った仙台育英(宮城)は3位だった。

 レースは1区(6キロ)で長崎商の広中璃梨佳(3年)が歴代2位の19分1秒で区間賞を獲得。2区(4・0975キロ)で仙台育英のエスタ・ムソニ(2年)が3キロ手前でトップに立った。3区(3キロ)の清水萌(3年)、4区(3キロ)の柳川愛絵(2年)も粘って首位を守り、2位の長野東に20秒の差をつけて5区の武田千捺(3年)にタスキをつないだ。

 最終区間、トップと31秒差の5位から出た神村学園は、ケニア人留学生のカマウ・タビタ(3年)が2・7キロ付近で仙台育英をとらえ、トップに浮上。タビタは区間賞を獲得する15分6秒の快走で、逆転優勝した。

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