新女王・紀平梨花が凱旋帰国「優勝は大きなことだったんだなと思います」と第一声

メダルを手に笑顔を見せる紀平梨花=成田空港
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 カナダ・バンクーバーで行われたフィギュアスケート・GPファイナルで初出場初優勝を成し遂げた紀平梨花(16)=関大KFSC=が11日、成田空港に帰国した。大きなうさぎのぬいぐるみを抱え、リュックを背負って上下ジャージ姿で到着口へと向かった。

 日本選手では、05年の浅田真央以来となる快挙を達成しての帰国にファンや報道陣ら多くの人が出迎えた。まぶしいばかりのフラッシュを浴びた紀平は「ファイナルの優勝は大きなことだったんだなと思います」と第一声。囲み取材にも応じ、多くの報道陣からの矢継ぎ早の質問も浴びたが、「いつも練習のときからリカバリーの練習をしている。試合でも出すことができた。全日本選手権は自分のなかで緊張する試合なのでしっかり頑張りたい」などと的確に答えた。

 紀平は6日のSPで、今季から導入された新方式の採点で世界最高となる82・51点をマーク。8日のフリーでは2本予定していた3回転アクセルの1本目で手をついてしまったが、2本目を連続ジャンプに切り替えるなど冷静にリカバリーし、フリーも1位の150・61点を記録し、合計では自己ベストとなる合計233・12点で優勝した。平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(16)を破っての勝利にロシアを中心に世界中のメディアを驚かせた。

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