2020年東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と大会組織委員会などとの第7回合同会議が3日、東京都内のホテルで始まり、冒頭でIOCのバッハ会長は準備の進展を改めて称賛した上で「関係機関の協力があれば、20年大会は大成功を収めると確信している」と語った。「(東京は)いろいろな問題を解決済みなので、輸送や宿泊といった重要な問題に傾注できる。非常に大きなメリットがある」とも述べた。
組織委の森喜朗会長は「日本には油断大敵という言葉がある。(バッハ氏の称賛は)安心するなよ、という引き締めのお言葉であると受け止める」と応じた。