右足首負傷の羽生結弦 GPファイナル出場は日本での診断結果で判断へ

 フィギュアスケートのGPシリーズ第5戦、ロシア杯で右足首を負傷した五輪男子2連覇の羽生結弦(23)=ANA=を指導するオーサー・コーチは21日、日本での診断結果を受けてGPファイナル(12月6~8日・バンクーバー)や世界選手権代表選考会を兼ねる全日本選手権(同21~24日・大阪)への出場可否を判断すると明らかにした。

 モスクワでは医師の触診により靱帯(じんたい)損傷などの疑いで3週間の安静が必要とされ、精密検査のため一時帰国中という。羽生からの連絡を待っている段階で、練習拠点のトロント(カナダ)に戻る見通しは未定。平昌五輪シーズンにも右足首の靱帯を損傷して約3カ月離脱したが「あのときは地面に足をつけるのも困難だった。それに比べたら程度はまだ軽い」との見方を示した。

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