ボクシング、プロとアマが初の協議会開催 五輪競技継続へ協力体制
プロとアマが長い断絶を経て雪解けへの第一歩を踏み出した。日本プロボクシング協会(JPBA)とアマチュアを統括する日本ボクシング連盟が20日、都内で初めて公式の協議会を開催し、東京五輪で除外される可能性のあるボクシングの存続に向けて協力体制を築くことで合意した。
日本連盟が10月から行っている署名活動にJPBAが協力し、共同声明を出すことも決まった。プロ側の渡辺均会長は「歴史的な協力関係ができた。一緒にボクシングを盛り上げたい」と感慨深げに話した。
また、プロ選手の五輪出場については慎重に協議を重ねることになったが、来年3月にはアジア予選代表選考会が行われるため、日本連盟の戸田弁護士は「事実上厳しいのでは」との見方を示した。




