JOC、強化交付金不支給 助成金不正ボクシング連盟に処分

 日本オリンピック委員会(JOC)は20日の理事会で、助成金の不正流用などがあった日本ボクシング連盟への処分として、本年度の強化交付金約1580万円の不支給を決めた。外部有識者を理事に加えることや審判委員会規則の見直しなど、連盟運営の改善勧告も行い、3カ月ごとに状況の報告を求めた。

 日本スポーツ振興センター(JSC)も、不正流用の当事者である成松大介(自衛隊)に160万円の返還を求めることを決めた。2015年度に交付した240万円のうち、同連盟の山根明前会長の指示で別の2選手に渡った80万円ずつが返還対象と判断した。

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