安美錦、薄氷の勝利に反省しきり「考えても相手が転んでくれるわけじゃない」

 「大相撲九州場所・9日目」(19日、福岡国際センター)

 十両安美錦(40)=伊勢ケ浜=が英乃海(木瀬)を首投げで下し、3勝目(5敗)を挙げた。押し込まれ土俵際、俵に足をかけ捨て身の投げ。軍配は自身に上がったものの、物言い。相手の足が先に返っており軍配通り勝ちが決まった。

 連敗2で止めたが薄氷の勝利に渋い顔。「残ったとは思ったけど、そこまでは全然ダメ。いろいろ考えて集中できていなかった。星が上がっていないと考える。しっかり相撲を取らないと。考えても相手が転んでくれるわけじゃない」と反省しきりだった。

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