錦織ストレート負けで連敗 初戦フェデラー撃破も準決勝進出厳しく

 「男子テニス・ATPファイナル」(15日、ロンドン)

 世界ランキング9位の錦織圭(28)=日清食品=は1次リーグB組最終戦で同8位のドミニク・ティエム(オーストリア)と対戦し、0-2(1-6、4-6)のストレートで完敗した。錦織は1勝2敗となり、準決勝進出は厳しい状況となった。ティエムは今大会初勝利で同じく1勝2敗となった。

 前戦、同6位のケビン・アンダーソン(南アフリカ)戦で、いいところなく0-6、1-6とストレート負けした錦織は悪い流れを断ち切れない。今季2連敗のティエムに対して、第1セットでいきなり3ゲーム連取される苦しい展開。第6ゲームでもブレークを許し、1-6で落とした。

 第2セットは食らいついていたが、第7ゲームにブレークを許す。結局この試合、錦織はブレークを返すことができず4-6で敗れた。

 錦織は1次リーグB組で、過去6度の優勝を誇る同3位のロジャー・フェデラー(スイス)をストレートで破って白星スタート。期待を抱かせたが、続く2試合は完敗で4強入りは遠のいた。

 1次リーグは2組4人ずつが総当たりで対戦し、各組の上位2人が準決勝に進む。B組ではフェデラー(1勝1敗)とアンダーソン(2勝)の試合で、アンダーソンがストレート勝ちした場合、わずかながら錦織の準決勝進出の可能性がある。

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