日大側は対決姿勢 アメフット内田氏解雇無効訴訟

 悪質な反則を指示したとして懲戒解雇された日本大アメリカンフットボール部の内田正人前監督(63)が、解雇は合理的な理由がなく無効だとして、教職員の地位にあることの確認と未払い賃金などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が15日、東京地裁で開かれ、日大側は争う姿勢を示した。

 日大の宮川選手は今年5月、関西学院大との定期戦で相手選手に危険なタックルをし、負傷させた。日大の第三者委員会は内田氏らの指示で反則をしたと認定。内田氏はコーチとともに懲戒解雇された。

 訴状では、定期戦のビデオ映像などを検証すれば、内田前監督らが、宮川選手にけがを負わせる反則行為をしても構わないとの指示をしていないことは明らかだと指摘。日大第三者委の認定には事実誤認があり、認定に基づいた懲戒解雇は無効だと主張している。

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