シニア1年目の山下真瑚 公式練習「楽しく滑れました」ファイナル進出へ自然体

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦ロシア杯の公式練習が15日、モスクワの会場で行われ、スケートカナダ2位でシニア1年目の山下真瑚(中京大中京高)は「昨日(14日の非公式練習)より体は動いているし、他の国の選手がいて、すごい楽しく滑れました」と笑顔を見せた。

 フリーの曲かけ練習では、終盤の3回転サルコーで転倒。しかしルッツ-トーループの連続3回転は決めるなど、まずまずの調整となった。

 スケートカナダ以降は、スケート靴を調整したり、風邪を引いたりと、思うような練習が詰めず「(状態は)上向きではないです」と苦笑い。シニア1年目でのGPファイナル(12月、バンクーバー)進出が懸かるだけに「あまりいい練習はできなかったけど、今できることができたら」と前向きに話し、緊張は「たぶんしないと思います」とあっけらかんとしていた。

 女子SPは16日に行われ、山下は平昌五輪女子金メダリストのザギトワの直前となる7番滑走に決定。白岩優奈(関大KFSC)がザギトワの直後の9番、松田悠良(中京大)は1番滑走となった。

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