貴景勝ゲンいい九州で殊勲連勝 横綱稀勢に続き大関豪栄道も撃破

 「大相撲九州場所・2日目」(12日、福岡国際センター)

 小結貴景勝(22)=千賀ノ浦=は豪栄道を突き落としで下し、初日の稀勢の里戦に続く殊勲を挙げた。大関陣は高安が北勝富士との熱戦をはたき込みで制し、横綱、大関陣でただ一人の2連勝。栃ノ心は錦木を寄り切って初勝利を挙げた。

 初日に稀勢の里を撃破した貴景勝が、今度は豪栄道を破る快進撃だ。初日ははたき込み、この日は突き落とし。ともに左からの切れのある攻めが光る。「(左の攻めは)勝手に出るものなんで。いい方向に働いてると思います。イメージ通りではないけど、消極的な相撲は取ってない」。22歳の若武者らしい思い切りのよさがある。

 九州場所はゲンのいい場所。初めて番付にしこ名が載った2014年九州場所で序ノ口優勝。16年は十両優勝を飾り、幕内昇進を決めた。昨年も西前頭筆頭で11勝し、金星も2つ獲得。「九州場所は悪くないですよね」と相性のよさを感じている。

 まだまだ上位との対戦は残っている。「やっぱり突き切りたい。突き出せるほど甘くはないのは分かってるんで、できれば馬力をつけたい」。そんな理想を掲げながら、これからも上位に風穴をあける。

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