稀勢の里は連敗 上位陣の連勝は大関高安ひとり 波乱の九州場所2日目

2敗目を喫し、土俵から落ちる稀勢の里
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 「大相撲九州場所・2日目」(12日、福岡国際センター)

 上位陣の連勝は早くも大関高安(田子ノ浦)、ただひとりとなった。白星発進した大関豪栄道(境川)が、初日に稀勢の里を破った小結貴景勝(千賀ノ浦)の突き落としで敗れた。

 結びの一番に登場したひとり横綱の稀勢の里(田子ノ浦)は、前頭筆頭妙義龍(境川)と対戦。過去の対戦成績16勝4敗と圧倒していた稀勢の里だが、寄り倒しで敗れ、大関だった平成27年春場所以来の連敗スタートとなった。

 高安は、前頭筆頭北勝富士(八角)の力強い押しにまわしが取れずに苦戦したが、何とかしのいではたき込みで連日の白星を手にした。

 大関栃ノ心(春日野)は、前頭三枚目錦木(伊勢ノ海)を寄り切り、初日を出した。

 関脇逸ノ城(湊)は、前頭二枚目栃煌山(春日野)の引き落としに敗れ、1勝1敗とした。

 関脇御嶽海(出羽海)は、前頭二枚目玉鷲(片男波)を押し出して初白星を挙げた。

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