三宅義行氏のパワハラ認定せず 重量挙げ協会が調査結果

 日本重量挙げ協会会長で女子日本代表監督の三宅義行氏に、過去に女子の元選手に対するパワーハラスメントがあったと訴えがあった問題で、協会は28日、パワハラと認定される行為はなかったとする調査報告書を公表した。ただし、日本代表クラスだったこの元選手は代表合宿での練習方法や三宅氏の発言に精神的ストレスを感じていたとも指摘し「十分な配慮があったとまでは言えない」と対応を問題視した。

 「選手が監督からコップを投げつけられた」などとした一部報道を受け、協会の委員会が調査した。

 68年メキシコ五輪銅メダルの三宅氏は、ロンドン、リオ両五輪で表彰台に立った三宅宏実選手の父。

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