WTB福岡堅樹が日本初トライ 卓越したスピードで2人かわした

 「ラグビー・強化試合、日本28-31世界選抜」(26日、花園ラグビー場)

 日本代表のWTB福岡堅樹(パナソニック)が劣勢の中で日本の最初の得点を奪った。

 前半21分、右サイドからのからSO田村優(キヤノン)の絶妙なキックパスを左中間で下がりながらキャッチ。巧みなステップと卓越したスピードで2人をかわしてトライを決めた。

 「(パスが後ろ気味だったが)それによってスペースが生まれた」と自身の武器を生かしてのトライに、納得の表情。そして田村からのパスに対し「本当は外に出したかったんだと思いますが、(相手DFが)カバーに入っているのが見えたので、そこで自分をターゲットにキックしたと思う。そういうことができる人」と感謝した。

 次戦は11月3日、味の素スタジアムでニュージーランド代表と戦う。「きょうの後半走り勝った部分、DFでも前に出て止められたことは自信に、課題として簡単に取られた部分は修正していきたい」と世界最強軍団に挑む。

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