ジャパン「新装花園」こけら落とし飾れず ラスト痛恨のノックオン

 世界選抜に敗れ、肩を落とす日本代表・ツイ(中央)ら日本代表フィフティーン(撮影・北村雅宏)
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 「ラグビー・強化試合、日本28-31世界選抜」(26日、花園ラグビー場)

 2019年のW杯開催に向けて改修した花園ラグビー場のこけら落としのゲームに臨んだ日本代表は28-31で世界選抜に惜敗した。

 日本代表が押し気味に試合を進めていたが、前半10分に世界選抜が両サイドへ大きく展開。最後はSOクロニエ(トヨタ自動車)が中央で抜け出し、ゴール下に新装花園の初トライを決めた。

 世界選抜のアタックがさえる中、21分にSO田村(キヤノン)のキックパスからWTB福岡(パナソニック)がトライを決めて日本も反撃。前半は7-24で折り返した。

 後半一時は24点差まで広げられたが、そこから反撃。ラファエレ(コカ・コーラ)、レメキ(ホンダ)、中村(サントリー)のトライで3点差まで迫る。ラストプレーで逆転を狙ったが、雨が強くなった中、最後はナンバー8ツイ(サントリー)が痛恨のノックオン。無情のノーサイドとなった。

 日本のリーチ主将(東芝)は「雨の中多くのファンに感謝しています。われわれはまだまだ成長している段階。次のオールブラックス戦、反省を生かしていきたい」と、11月3日に味の素スタジアムで開催されるニュージーランド代表戦での奮起を誓った。

 聖地・花園ラグビー場は、W杯開催要件を満たすため、17年2月から総工費72億6000万円をかけて改修工事を行った。新たに照明設備が設置され、ナイター開催が可能になった。

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