萩野今季初戦で手応え オフに北海道で海の幸満喫

 リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(24)=ブリヂストン=が20日、辰巳国際水泳場で短水路(25メートルプール)で争う東京都秋季大会に出場し、100メートル背泳ぎが51秒56、同バタフライが51秒18でともに全体トップだった。

 8月のジャカルタ・アジア大会以来約2カ月ぶりの、今季初レース。現在はトレーニングのまっただ中だけに「そこまでタイムは気にしていない。むしろいい方じゃないかな」と表情は明るかった。

 オフは墓参りで北海道に行き、海の幸を堪能。イカの各部位を食べ比べるなど満喫し「最高でした!」と英気を養った。

 また15年夏に骨折し、その後手術した右肘を再確認。状態は「微妙です」と話したが、正しいフォームを固めるべく出場予定だったオランダとハンガリーのW杯を回避した。

 「1から見直して自分の泳ぎに生かしたい。2020年に向けてやることは決まっている」。2年後に最高の輝きを手にするために、地に足をつけて進む。

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