空手・清水希容 完勝で決勝進出も「まだまだ気を許している場合ではない」
「空手・プレミアリーグ東京」(12日、東京武道館)
女子形が行われ、世界女王の清水希容(24)=ミキハウス=は準決勝まで4試合を全て5-0の完勝で、決勝に駒を進めた。決勝は14日に行われる。
準決勝では今季から稽古を重ねてきた「知花公相君(チバナクーシャンクー)」を演武し、イタリアの強豪選手に勝ちきった。「トップどころの海外勢に勝って決勝に行けたのは自信になった」と清水。笑顔で振り返った一方で「取らないといけないのは世界大会。まだまだ気を許している場合ではない」と慢心は一切無い。
11月の世界選手権(スペイン)の前哨戦でもある今大会。決勝では世界ランク1位のサンドラ・サンチェス(スペイン)と対戦する。「一番のライバルだと思っている。お互いにいい演武をして、しっかり優勝したい」と力を込めた。