本田望結 ジュニア女子4位 目標の100点超えに「うれしい!」

 リンク狭しと踊る本田望結(撮影・持木克友)
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 「フィギュアスケート・近畿選手権」(7日、尼崎スポーツの森)

 ジュニア女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位発進の本田望結(14)=関大中・高スケート部=はフリー3位の104・90点をマークし、合計157・11点の4位で西日本選手権(11月、名古屋)進出を決めた。

 望結は冒頭から次々とジャンプを着氷。回転不足の判定を受けるなど細かいミスはあったが、3つのスピンでは全て最高評価のレベル4を獲得。大きなミスなく演技を終え、試合後は力強くガッツポーズした。

 「うれしいです!すごく」とにっこり笑顔を見せ、取材エリアでも何度もガッツポーズ。それでも演技内容には不満も残ったと言い「目標だった100を超えたのに、改善できるところがあるのがうれしい」とニコニコ、喜びがあふれて止まらなかった。

 1カ月ほど前「自分で中途半端だと思った」と、フィギュアスケートに対するスイッチを入れた。「今シーズンが始まるので、近畿に向けて頑張ろうと思った。今まで以上に濃い練習をしてきた。フリーでその成果が出たかな」。スケートとお芝居との間で忙しい毎日を過ごしているが、地道に積み重ねてきた努力が実った。

 米国を拠点に練習に励む姉の真凜には「100点超えた!って伝えたい。頑張ったねって言ってくれると思う。でもお姉ちゃんがいつかライバルだって言ってくれるように頑張るのが大きな目標」。8日は兄・太一、妹の紗来が出場する予定だけに「落ち着いて妹とお兄ちゃんの応援ができる」と解放感に浸っていた。

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