錦織、準々決勝進出! 難敵相手に何もさせず 「ほぼ完璧なテニスができた」と自賛

 「男子テニス・楽天ジャパンオープン」(3日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 シングルス2回戦で第3シードの錦織圭(28)=日清食品=がブノワ・ペール(フランス)を6-3、7-5で下し、準々決勝に進出した。予選から勝ち上がった綿貫陽介(日清食品)は第6シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に3-6、6-7で屈した。1回戦では前週の深セン・オープンでツアー大会初優勝を果たした西岡良仁(ミキハウス)が2016年大会覇者のニック・キリオス(オーストラリア)に5-7、6-7で敗戦。ダブルス1回戦でマクラクラン勉、ヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)組は8強入りを果たした。

 初戦とは打って変わり、これぞ錦織と言えるようなプレーで日本のファンを沸かせた。「出だしはムチャクチャ良かった。ほぼ完璧なテニスができた」と自賛するように、第1セットはサーブ、ラリーともにキレキレ。いきなり5ゲーム連取するなど、15年大会準決勝で敗れている難敵に何もさせなかった。

 第2セットはミスが目立ったが、今度は粘り強さを発揮。第2ゲームで先にブレークされたが、ジュースとなった第5ゲームは走り込みながらの鋭いクロスショットでブレークに成功。「危ない場面も多々あったけど集中力を保って戦えた」。終盤冷静にストローク戦を制した錦織とは対照的に、イライラが募った相手はラケットをたたきつけ椅子を蹴るなどキレて自滅した。

 相手の際どいショットに対し、諦めたようなそぶりを見せてから強烈なショットを返して動揺を誘う場面もあった。よく見せるムーブだが「あまり言いたくないですけど…演技です」とニヤリ。大きくない体で世界と戦うための“ケイ算高さ”の一端をのぞかせた。

 強いときほどつかみどころのない錦織ワールドは健在。「ここからさらにギアを上げていきたい」と、4年ぶりの頂点をしっかり視界に捉えた。

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