オリックス西、5度目の2桁勝利 7回2失点の好投 打線は宗、吉田正が2本塁打

 「楽天2-5オリックス」(1日、楽天生命パーク宮城)

 オリックスの西勇輝投手が7回4安打2失点の好投で10勝目(13敗)を挙げた。2桁勝利は自身2年ぶり5度目となった。

 許した失点は2本のソロ本塁打。初回3点の援護をもらった直後に渡辺直、二回に内田に一発を浴びたが、その後はスコアボードに0を並べた右腕は、「試投からセーブを取りたい増井さんのことを思いながら投げていました。若月がいいリードをしてくれた」と笑顔。

 その増井は九回を抑えてソフトバンクの森に並ぶリーグトップの35セーブをマークした。

 打線は一回、宗が先頭打者本塁打。なおも吉田正の2ランで計3点を先取した。三回には宗の2打席連発となるソロで加点。八回には吉田正のこの日2本目のアーチで1点を追加した。

 楽天は先発・藤平が誤算。6回4失点で7敗目(4勝)を喫した。

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