ザギトワ SP79・93世界最高得点で首位発進
「フィギュアスケート・ネーベルホルン杯」(27日、オーベルストドルフ)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)は79・93点で首位発進した。三原舞依(シスメックス)が70・94点で3位。本田真凜(JAL)は56・66点で7位だった。
ザギトワのSPは「オペラ座の怪人」。白とグレーの衣装で登場すると、冒頭から3回転ルッツ-3回転ループの高難度の連続ジャンプを2・01点の加点がつく圧巻の出来で成功した。長い手足を生かし、優雅な舞を疲労。その後も大きなミスなく演技を終え、エテリコーチと得点を確認すると、にっこり笑顔を見せた。
スピン、ステップも全て最高評価のレベル4を獲得。芸術面を評価する5項目の演技構成点は4つで9点台を並べるなどし、今季の女子世界最高得点で五輪女王の貫禄を見せつけた。