中垣内ジャパン目標の8強遠く…過去最低成績で1次L敗退 「重く受け止める」

 「バレーボール・世界選手権男子、日本3-2アルゼンチン」(18日・フィレンツェ)

 1次リーグA組で世界ランキング12位の日本は同7位のアルゼンチンにフルセットで勝ち2勝目(3敗)を挙げたが、同じ勝敗のアルゼンチンに勝ち点で及ばず、5位で敗退した。2大会ぶり出場の日本は16チームによる2次リーグに進めず、1998年大会の15位を下回る過去最低の成績となった。

 2セットを失えば1次リーグ敗退が決まる大一番。1-1で迎えた第3セットが勝負だった。柳田将洋のサーブが走り、16-10と大量リード。それでも17-17と追いつかれると、ジュースまで粘ったが、2度握ったセットポイントも生かせず30-32。この時点で敗退が決まり、選手たちは肩を落とした。柳田は「(ジュースで)サーブレシーブをそらしてしまうのが今の自分。実力が足りなかった」と受け止めた。

 目標の「8強相当」には遠く及ばず、成績は過去最低に終わった。中垣内祐一監督は「重く受け止める。大いに反省すべきで検証すべきだ」と厳しい表情。「東京五輪に向けて強化を進めていくのが責任の取り方で、与えられた使命だと思っている」と話し、今後の指揮に意欲を示した。

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