男子バレーに厳しい現実 最終戦勝利も1次R敗退 目標8強遠く、中垣内体制岐路に

 「バレーボール・世界選手権男子、日本3-2アルゼンチン」(18日・フィレンツェ)

 1次ラウンド最終戦が行われ、世界ランク12位の日本は、同7位のアルゼンチンに3-2のフルセットで勝利したものの、通算2勝3敗で勝ち点5のA組5位で、4位までが進める2次ラウンド進出を逃した。中垣内監督が目標としていた「8強相当」に遠く及ばず、厳しい現実を突きつけられた。

 1次ラウンド突破へ、3-1以上の勝利が必要だった日本は、エース石川を先発から外して臨んだ第1セットで、若手の西田、ベテラン福澤らの活躍で26-24で奪う。

 しかし、アルゼンチンのパワーを止めきれなくなり、第2セットから途中出場の石川の奮闘むなしく20-25で落とすと、正念場の第3セットも、30-32で粘りきれず、敗退が決まった。残り2セットを奪い、なんとか2勝目をあげたものの、世界との差を痛感する結果となった。

 大会前、協会幹部は「ここでの8位が来年のW杯、2年後の東京五輪に繋がる。そこにいってなければ、厳しいと言わざるを得ない」と話しており、就任2年目の中垣内体制は大きな岐路に立たされた。

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