白鵬が単独首位、鶴竜に土 秋場所11日目、稀勢の里3敗

 大相撲秋場所11日目(19日・両国国技館)横綱白鵬が大関高安を押し倒して11戦全勝。横綱鶴竜が大関栃ノ心に寄り切られて初黒星を喫したため、単独首位に立った。高安は2敗に後退。かど番の栃ノ心は7勝目。

 進退を懸ける場所の横綱稀勢の里は関脇逸ノ城に一方的に押し出され、8勝3敗。大関豪栄道は正代を寄り切って9勝目。関脇御嶽海は魁聖に寄り倒されて4連敗で5敗目を喫し、場所後の大関昇進は絶望となった。

 白鵬を1敗で鶴竜、2敗で豪栄道、高安、平幕貴ノ岩の3人が追う。十両は荒鷲、明生ら8人が4敗で並ぶ混戦。

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