隆の勝が新入幕 6人兄弟4番目「身内からもハッパ」家族の後押しにも感謝
日本相撲協会は27日、秋場所(9月9日初日、両国国技館)の新番付を発表、9年目の隆の勝(23)=千賀ノ浦=が新入幕を果たした。千賀ノ浦部屋からは現師匠が16年4月8日に継承して以降、初めての幕内。部屋としては11年秋場所の舛ノ山(現舛乃山)以来。
都内・両国国技館で師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)と並び会見。「番付見て一番上に名前があるのはうれしい。(幕内とは)テレビでよく見ている有名な人。現実にできてうれしい」と、満面の笑みを浮かべた。
中学卒業後、10年春場所で初土俵。8年かけて幕内。「幕下から三段目に落ちた時はずと勝ち越せず、その時は心が折れ欠けた。ここまであきらめずに頑張って良かった」とかみしめた。
昨年九州場所で新十両に昇進し、先場所は13勝を挙げ、着実に力を付けた。出稽古し、阿武咲(22)=阿武松、貴景勝(22)=貴乃花=ら若い世代と胸を合わせ、ライバル心を燃やし成長した。
親方から「稽古場の相撲を取れ」と言われ、迷いなく相撲が取れた。6人きょうだい(兄、姉2人、妹、弟)の4番目で「身内からもハッパをかけられた」と家族の後押しも大きかった。
親方は「いろんな部屋に出稽古したのが大きい。成果が出た。(二子山部屋出身で)僕の師匠は初代若乃花だけど『土俵に上がったら死ぬ気でいけ』と。その初代若乃花の教えを少しでも伝えられたらと思って指導してきた」と話した。
「これから上を目指して頑張る。三賞を目指して稽古する」。小結が最高位の親方に並ぶことを目標に掲げた。




