日本ボクシング連盟新会長、9・8誕生へ 臨時総会後に選出 吉森専務理事が明かす

 数々の不正疑惑のため、山根明前会長(78)が退会した日本ボクシング連盟の新会長が9月8日にも誕生することが18日、分かった。大阪市内で行われた「全日本アンダージュニア(UJ)王座決定戦」の試合後、同連盟の吉森専務理事が明らかにした。

 日本連盟では山根氏以下の理事、監事計34人全員が退任を決めており、9月8日の臨時総会では20人以上30人以内で構成される新理事の選任が主な議題となる見込み。吉森氏は同日中に新理事による理事会を開催し、新会長を選定する考えを示した。

 「UJ王座決定戦」は大きな混乱もなく大会を終えた。開会式では森正会長代行があいさつに立ったが、一連の騒動に触れることはなかった。

 山根氏が会場に姿を現すこともなく、大会パンフレットからも名前が消えるなど“山根色”の一掃ぶりが際立った。

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