日本ボクシング連盟、理事&監事34人全員退任 9月8日に臨時総会新体制移行へ

 山根明前会長が退会した日本ボクシング連盟の理事、監事が全員退任したことが16日、明らかになった。9月8日に臨時総会を開催することも内定した。

 反社会勢力との過去の交際を認めていた山根氏は、8日に日本連盟の会長を辞任。15日には関西、奈良県各連盟を含め、ボクシング連盟へのすべての関与を断つ意向を吉森照夫専務理事に伝えた。これによって吉森専務理事ら山根氏の側近を含めた理事、監事も退任を決定。山根氏以下、幹部計34人全員が退任したことになる。

 新体制への第一歩は新理事の選出で、20人以上30人以内と定められている理事を改めて選び、その中から新たな会長が決まる。臨時総会でも新理事選任などが議題となる見込みだ。連盟の財務管理や不正判定などを告発してきた「日本ボクシングを再興する会」では「今後は協力体制が重要」としており、同会のメンバーと、その他の会員の協調路線を目指す。

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