39歳安美錦が元気いっぱい、あえて若手と7番「東北にせっかく帰ってきたし」

 大相撲の夏巡業が14日、岩手県奥州市で行われ、十両安美錦(39)=伊勢ケ浜=が十両申し合いに参加し、元気いっぱいに土俵を動き、観客を沸かせた。隆の勝(千賀ノ浦)、翔猿(追手風)ら若手をあえて指名し7番取って3勝4敗。立ち合いから一気に翔猿を土俵外に突き出す相撲もあり、好内容だった。

 秋場所(9月9日初日、両国国技館)は30代最後の場所となる。今巡業で申し合いは2度目と、体の状態を見極めながら、順調に稽古を重ねてきた。

 青森県出身で東北地方の巡業はファンに向け、39歳の肉体に力がみなぎる様子。「体が温まってきたころに終わってしまったね」と、10番は取る気だっただけに拍子抜け。それでも「東北にせっかく帰ってきたし、お盆だしね。立ち合いを少し工夫してね。いろいろ試しながら、本場所に生かせればいい」と、まだまだ情熱は衰え知らずだった。

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