稀勢が左足裏負傷 秋復活へ思わぬペースダウン

 左大胸筋負傷などで8場所連続休場からの再起を期す大相撲の横綱稀勢の里(田子ノ浦)が左足裏を負傷したことが12日、分かった。この日、仙台市で開催された夏巡業では3日連続で取組を回避。朝稽古に姿を見せたが、四股、すり足など基礎運動のみを行い、途中で切り上げた。

 横綱土俵入りは左かかと部分にテーピングを巻き、何とか務めた。「(茨城県)龍ケ崎市の時が一番ひどかった」と、小、中学時代を過ごした9日の故郷凱旋時も土俵で稽古できなかった。

 今巡業ではじっくり体をつくり、6日に相撲を取る稽古を再開して順調だった。帰り際には「だいぶ良くなりました」と、心配無用を強調したが、進退をかける秋場所(9月9日初日、両国国技館)へ向け、予期せぬペースダウンとなった。

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