競泳・平井ヘッドコーチ「勝つ経験は大切」 メダル23個充実の総括

 女子400メートルメドレーリレーで銅メダルを獲得し笑顔の日本チーム(撮影・金田祐二)
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 「競泳・パンパシフィック選手権」(12日、東京辰巳国際水泳場)

 競泳種目が終了し、平井伯昌ヘッドコーチ(55)は「盛り上がったまま、4日間があっという間に過ぎた」と充実の表情で計23個のメダルを獲得した大会を振り返った。

 4日間を通じて、会場には5000人以上のファンが詰めかけた。最終日の12日は5919人。超満員の客席から注がれる大声援に「力をもらった」と選手は口をそろえた。平井ヘッドコーチは「お世辞じゃなくて、ホームでホームの応援をもらうとこんなに違うのかと。東京五輪でも、バックアップがあれば力になると(選手は)思ったと思う」と感謝した。

 また「勝つ経験はすごく大切」と池江璃花子(ルネサンス)、大橋悠依(イトマン東進)ら五輪未経験の選手が金メダルを獲得したことも評価。

 入江陵介(イトマン東進)、鈴木聡美(ミキハウス)らロンドン五輪メダリストの復活には「(以前の)苦しそうだった様子はどこ行っちゃったのかなと。こちらもうれしい」と話し、強化方針の“幅”を持たせる必要性も口にした。

 「よかった選手も、盛り返さないといけない選手もいるが、アジア大会へ向けてエネルギーを蓄えたい」と平井ヘッドコーチ。「何が待ち受けているか分からない」とインドネシアの環境面に不安を口にしつつ「気持ちが持続できるか。強く持って戦いたい」と話した。

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