瀬戸大也200バタ金、ファンに感謝「応援が勝ちにつながった」パンパシ連覇
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「競泳・パンパシフィック選手権」(10日、東京辰巳国際水泳場)
男子200メートルバタフライ決勝が行われ、瀬戸大也が1分54秒34で優勝し、この種目で大会連覇を果たした。矢島優也は1分56秒33で6位だった。
最後の50メートルで先行するデデウス(ブラジル)を制し、力強くガッツポーズ。「久しぶりに国際大会で金メダルが取れてうれしかった」と笑顔を見せた。
終盤のデッドヒートを「(デデウスが)右側に見えているのは分かっていた」と振り返った瀬戸。「応援すごかったんで負けられないと。かなりきつかったけど、会場の応援の後押しが、最後、勝ち切れたことにもつながったと思う」と大声援に感謝した。
前日9日は400メートル個人メドレーに出場。疲労もあり、朝の予選から体の重さが気がかりだった。「とにかく休むことに徹した。今日1日の過ごし方が結果につながった」。予選から決勝にかけて、自身と向き合い、調整してきた結果でもあった。
11日は、200メートル個人メドレーに出場予定。「あともう1日、コンディションを整えて泳ぎたい」と前向きに話した。