横綱白鵬が精密検査で巡業離脱 右膝痛、悪化なら手術も

 右膝痛などで7月の大相撲名古屋場所を途中休場した横綱白鵬が8日、夏巡業の一時離脱を決めた。東京都渋谷区の青山学院記念館で行われた興行後に「膝をもう一度チェックする。申し訳ないが、巡業にはまた戻ってきたい」と明言した。

 白鵬は7月29日からの夏巡業に参加していたが、本格的な稽古や取組を回避。土俵入りだけの披露にとどまっていた。東京都内の病院で検査を受けるとし「ずっと違和感がある。ひどかった場合は手術をするかもしれない。ただあと5年、10年頑張るわけではないし、ここでメスを入れるのはどうかとも思う」と複雑な表情だった。

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