山根会長、緊急理事会会場到着 進退問われ「そういう話には答えません!」

 助成金流用や山根明会長(78)の反社会勢力との交友が問題になっている日本ボクシング連盟が7日、今後の対応を協議するため、緊急理事会を開催した。理事会では、多数の理事が辞表を提出する可能性が高まった。

 助成金をめぐる不正告発問題での告発者の1人で、宮崎県連盟副会長の菊池浩吉氏によると、すでに連盟辞任に関する書類に押捺している理事もいるという。約30人の理事が、総辞職する可能性もある。

 山根会長は午後3時すぎ、緊急理事会出席のため大阪市内の自宅を出発。同4時開始の定刻13分前に大阪市内の会場に到着。報道陣が殺到する中、白い日本代表のジャージー姿で後部座席から姿を現した。辞任するのか問われると「そういう話には答えません」とはねのけた。

 その後、悠然とロビーを歩き、「意見を聞くんじゃない。理事会です」と言い張った。そして緊急理事会の議題については「決まっていません」と言い残してエレベーターに乗り込んだ。

 自宅出発時には「辞任とかそういう話はまだ言いません」と、現時点での辞任を否定した。

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