今年１０月に開幕する卓球の新リーグ「Ｔリーグ」が２日、東京ミッドタウンで各選手が着用するユニホームの発表会を開催した。張本智和（木下マイスター東京）、平野美宇（日本生命レッドエルフ）ら、男女４チームずつの代表８選手が登場。Ｔリーグの理事を務める福原愛も登壇したが、自身の今後などについては語らず、ほかの選手の応援役に終始した。

　白いブラウスに鮮やかな紫のロングスカートという装いの福原は、「選手としての立場ではなく、理事としてお邪魔しているので少し緊張しているのですが、Ｔリーグが世界一のリーグになるように、精一杯お手伝いさせていただきたいと思います」と語った。自身の今後については触れず、「ハイレベルな戦いにもなりますけど、すごく楽しみです」とリーグ開幕へ向けた思いを述べていた。

　福原は引退の宣言などはしておらず、Ｔリーグは理事職についたまま選手として出場も規定上は可能なため、１日の理事会後には松下浩二チェアマンが「リーグとしては見たいし、出てほしいですよね。１ファンとして、凄く興味がある」と、将来的な参戦を熱望している。