バド桃田賢斗、3年ぶり世界選手権へ出発「大舞台だからこそ感謝忘れずに」

 バドミントン男子シングルスで世界ランク7位の桃田賢斗(23)=NTT東日本=が27日、3年ぶりに出場する世界選手権(30日開幕、中国・南京)に向けて出発。羽田空港で取材に応じ、「大舞台だからこそ感謝の気持ちを忘れずに、自分らしく頑張りたい」と心境を語った。

 今年は日本代表に復帰し、世界トップ選手と多く対戦してきた。4月はリオデジャネイロ五輪金メダルのチェン龍(中国)、同銀メダルのリー・チョンウェイ(マレーシア)らを撃破してアジア選手権を制覇。団体戦のトマス杯では、世界ランク1位のビクトル・アクセルセン(デンマーク)ら各国エースを相手に無敗を誇るなど、初の世界一に向けて勢いが増している。

 今年当初は世界選手権に出場できるかすら不透明だったが、世界ランクトップ10にも返り咲き、一躍優勝候補の1人として名乗りを上げた。桃田は「少し出来すぎかなとは思う」とここまでの戦いを振り返りつつ、「気負いすぎず自信を持ってプレーしたい」と充実した表情。

 直前の合宿ではいつも通り基礎的なメニューをこなし、「すごくいい練習ができた。あとは試合に向けて少し調整するだけ」と自信をのぞかせながら、決戦の地へと旅立った。

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