東京五輪まで2年、桐生祥秀 88年ぶり100Mファイナリストへ「個人の能力を上げる」

 20年東京五輪まで24日であと2年となった。史上最多の金メダル30個を目標に掲げるチームジャパンの有力候補たちが2年後への思いを語った。陸上短距離での決勝進出、リオ五輪で銀メダルだったリレーでの金メダルの期待が懸かる桐生祥秀(22)=日本生命=、飯塚翔太(27)=ミズノ=は欧州遠征を終えて、羽田空港に帰国した。

 日本人初の9秒台を記録した桐生は、男子100メートルで88年ぶりのファイナリストを狙う。「リオ五輪から2年は早かったし、あと2年もすぐにやってくる。個人の能力を上げて、9秒台を安定して出せるようにしていきたい」と、夢舞台を見据え、さらなる飛躍を誓った。

 東京五輪での競技日程の大枠も決まり、男子100メートル決勝は8月1日か2日が決勝。チケットが開閉会式を除き全競技を通じて最高の13万円が設定されている。桐生は「高いっすね」と苦笑いしつつ、「うれしいこと。夜のレースも全然大丈夫」と、意欲。現在の日本の酷暑を考えると、2年後も暑い夏となりそうだが「そんなことを考えても、気温を変える力はない。今の日本が暑いのは仕方ない。日本の暑さに合わせて準備したい」と、誓った。

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