アメフット監督会が日大改善報告書を受領「適切な判断ができるよう検討する」
関東学生アメリカンフットボール1部リーグの首脳陣で構成される監督会は24日、悪質タックル問題で日大が関東学生連盟に提出していたチーム改善報告書を受け取ったことを明かした。連盟に対して報告書の開示を求める要望書を23日に提出していた。
日大は悪質タックル問題で、連盟から今季の出場資格停止処分を受けており、処分解除の条件になっているチーム改善報告書を期限の17日に提出した。それを受けて、連盟では検証委員会が報告書の内容を精査しており、今月31日までに理事会で秋のリーグ戦参加の可否を決めることになっている。
日大を除く1部リーグ15チームの監督会は、連盟に対して24日までに報告書を開示することを要求しており、「実際に対戦することになる各チームの指導者が集まる監督会に『チーム改善報告書』が開示されないことには、十分な検討および適切な判断をすることができず、現状では日大アメフト部と試合を行うという判断はできかねる」と“対戦拒否”も示唆していた。
大山茂議長「関東学生アメリカンフットボール連盟が、チーム改善報告書を開示してくれたことに感謝いたします。私ども監督会は、関東学生連盟と協働して『学生の成長』と『フットボールの発展』を推進していくため、建設的な意見を出し合うことを目的に発足した組織であり、中でも安全対策は最重要課題と認識しています。今回開示された報告書を基に、監督会として適切な判断ができるよう検討してまいります」




