瀬戸大也 パパ初レースを終える「感謝。次は僕の番」

 「競泳・東京都選手権」(7日、東京辰巳国際水泳場)

 リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー銅メダリストの瀬戸大也(24)=ANA=が200メートル自由形決勝で1分48秒70をマークし優勝、200メートル背泳ぎ決勝は2分00秒47で2位だった。先月26日に、妻で元飛び込み選手の優佳さんが第一子となる女児を出産。「赤ちゃんと奥さんに感謝。次は僕の番」との決意を持って挑んだ“パパ初戦”を終えた。

 かわいいまな娘は、夫人の「優」という字と「自分の羽を持って、世界に羽ばたいてほしい」という願いから「優羽(ゆわ)」と命名。出産にも立ち会い「不思議な感じ。寄り添って、励ましの言葉を掛けたりしたけど、苦しむ姿を見ながら何もできなかった」と苦笑いで振り返った。

 8月のパンパシフィック選手権(東京辰巳国際水泳場)、アジア大会(ジャカルタ)へ向けた調整の場でもあるため「今は追い込む時期。(タイムが出ず)悪いイメージをつけるより、ステップと考えた」と本職の個人メドレーではなく、個々の種目にエントリーした。最終日となる8日は200メートル平泳ぎと200メートルバタフライを予定。「体はきついけど、思ったより速いタイム」と充実の表情だった。

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