世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は4日、2020年東京五輪の野球競技の公式試合球を提供するサプライヤーに、スポーツ用品卸売り大手の「エスエスケイ」(大阪市中央区)が決まったと発表した。東京五輪の予選を兼ねる19年の第2回プレミア12や、20年までに行われる各年代のワールドカップなどの国際大会でも使用される。
WBSCは既に同社と審判員の用具提供で15年から21年3月まで契約を結んでいるが、試合球の提供を受けるのは異例。
日本のプロ野球では11年からミズノ社製の統一球を使用しており、15年の第1回プレミア12ではミズノ社の球が使われた。