日大タックル第三者委 アンケートで「内田、井上氏が正しいは、1人もいなかった」

日大アメフト部反則行為についての第三者委員会での中間報告がおこなわれた=グランドプリンスホテル高輪(撮影・三好信也)
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 社会問題となっている日大アメリカンフットボール部による悪質タックル問題を調査している第三者委員会は29日、都内で中間報告会見を行い、日大DL選手が関学大のQBに行った悪質タックルを「内田正人氏と井上奨氏の指示で行われたものである」と、すでに内田前監督、井上前コーチに除名処分を下した関東学連の調査同様に、両氏の指示を認定した。会見には委員長の勝丸充啓弁護士、委員長代理の辰野守彦弁護士、委員の磯貝健太郎弁護士が出席した。

 会見では選手、スタッフらに行ったアンケートの概要も説明された。「内田前監督に意見できなかった」という問いには120人中113人、実に94パーセントが「できなかった」と回答。「試合当日に内田前監督、井上前コーチから反則行為に対するコメントがあったかどうか」については84パーセントにあたる104人が「あった」と回答したという。

 また、前監督、前コーチの指示を認めた「当該守備選手と、内田前監督、井上前コーチのどちらが正しいか」という問いに対して、「内田前監督、井上前コーチが正しいといった人は1人もいなかった」と、明かされた。

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